≪○○になってしまいましたか。。。≫ [裏では]
熱中症による体調不良を訴え、自宅療養で、
今月は、まだ4日間しか出勤出来ていないスタッフさんに対して、
さすがにこのままでは、いったい、いつになったら復活出来るのか。。
という状況になってしまい、お客様(現場)から対応を迫られておりました。
今月は、まだ4日間しか出勤出来ていないスタッフさんに対して、
さすがにこのままでは、いったい、いつになったら復活出来るのか。。
という状況になってしまい、お客様(現場)から対応を迫られておりました。
そこで、会社としても対応しなければならないため、まだ一度も医者に診てもらっていなかったこともあり、念のため、行ってもらうようにしました。
そうして返ってきた答えが。。
うつでした。。
なるほど、これではなかなか復活できないわけです。
もっと早く医者に行ってもらえばよかったです。
これでは、もう存続は出来ません。
当然、医者からも療養指示が出てしまいました。
この場合、お客様がいくら継続を望まれても、ドクターストップであるため、お断りするしかない、という状態であり、
また、本人が仮に継続を望んだとしても、我々所属としては、本人の身に何かあったら
それこそ大変なため、残念ですが終了する方向で対応せざるを得ません。
で、これはあまり良い気持ちはしませんが、
この場合、本当にうつ病なのか、本当は他に何か人間関係だったり、不満・不安などの原因があるんではないか。。うつ病になった原因はなんなのか・・・など、問い質されたりします。
でも、お客様側からすれば、このように思うのは当然です。
そのため、本当にうつ病である、ということを理解してもらうために、スタッフさんには、診断書を取って来てもらいます。
スタッフさんには、診断書代がかかってしまいますが、ご理解して頂くしかありません。
診断書を見せれば、うつ病であることは明らかになるため、さすがにお客様を含め、各関係者との話し合いは終息に向かいます。
その上で、手痛い仕打ちが待っているのはここからです。
スタッフさんの稼動終了は仕方がないですが、その分、空いてしまう穴を埋めるため、当然、交代要員の用意を責任を持って対応してください、といううことで迫られます。
これはお客様からすれば、正当な言い分であるため、度が過ぎるのも脅迫まがいとなりますが、
取引ルールとしては、これが人材派遣の取引、というものです。
しかし、それ以上に厳しいのは、4日間しか就業できず、そのまま来れずに終わってしまった。。という
ことに対してのペナルティです。
生産が止まった、稼働率が下がった、これによる損害が出た。。など、色々難癖はつけられます。。
で、ですね。
ここからが最も重要なお話になるですが。。。。
本人へは、原則労働対価としての賃金は支払わなければなりませんが、取引における商取引においては、もらえないケースがほとんどであります。
今回も間違いなくもらえません。。。
これが、派遣会社の利益マイナス、持ち出し、というやつです。。
ただ、スタッフさんが、今まで稼動してくれた期間が長ければ、そこから生じている利益から対応するような
形で対応できますが、ほんとに1,2ヶ月程度ですと、へたすれば、稼動させない方がよかった。。。ということになり兼ねません。。
(募集費や営業管理費などで飛んでしまうからです。)
スタッフさんもなりたくてうつになっているわけではありませんし、病気のため、誰も責めることが出来ません。。
だから、余計に、所属会社としては痛いですが。。
こういうことは、我々の中でしかお話しないことですので、表向きは出しませんが、人材サービスはこのリスクと常に
向き合っている、というのは避けられません。
こればかりは、勤務してもわないと、面接ではわかりませんからね。。
それでも、お金の話ですから、営業マンの数字の成績に反映されてしまうのは否めません。。。
だから営業マンとしては、4日間でも、損が出ないようになんとか稼動分を出してもらうことに必死になります。
皆さんが仮に社長だとして、お客様から一銭もお金が入らないのに、従業員にはお金を支払わなければいけない。。
となると、どうですか・・
きついですよね。
こういうことなんです。。。
だから、皆さんにどうしてほしい、ということではありません。
ただ聞いて欲しかったんです。。
ぐすん。。
(ToT)/~~~
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