≪人材派遣会社における営業の新規取引について≫ [現場から]
会社にもよりますが、僕らのようなベンチャー企業は、既存の顧客の取引だけで運営していく、ということはありません。常に新規顧客との取引が発生します。
しかし、ネームバリューのある大手企業と違い、ネームバリューのない、ベンチャー企業では、始めての取引では、まだ信用がありません。
そのため、これから信用をつくっていかねばなりません。
ここで皆さんに質問です。
人材会社の信用って、どのように作っていくか、わかりますか?
会社の資本金、売上、ホームページの見栄えをよくする。。
違います。
僕ら営業が毎日取り引き先に通って、顔を覚えてもらう。
一理あるかもしれませんが、違います。
営業同士仲の良い、長い付き合いをする。
営業同士は仲が良いのは、かなり大事な要素ですが、それが、イコール会社の信用か、というとそうではありません。。
うーむむ。。
わかりません!
では、正解を言いいますね!
正解はキミです!
えっ!わたくし!?
そうです。キミです。
人材会社=スタッフさんの働きぶり、活躍、パフォーマンスが信用となります。
ですから、営業マンや会社ではなく、キミの活躍が、今後の会社の取引を左右します。
こと新規取引で言えば、最初に勤務が決まってスタートしたスタッフさんによって、今後の取引が拡大していくか、いなかが決まってしまいます。。。
ですから、実は、最初の新規取引、特に大事な新規大口先に対して派遣会社は、意図的に、実績のある・信用できる・ヒューマンスキルが高いスタッフさんを選んで現場に行ってもらったりします。
そ、そうなんですか??
はい、いやらしく思われてしまうかもしませんが、初感が本当に大事なのでこのような対応をします。
ある程度、信用が出来、やり取りしてしまってからは、多少くらいなら、やらかしてしまっても、なんとかなります。
しかし、最初にやらかしてしまうと、それ以降、もう取引からは対象外とされてしまうことに成りかねません。
実は、先日、このようなことがございました。
新規取引でスタートしてしてもらったスタッフさんが、2日間行ってもらった後、以降、原因不明のある病気にかかってしまい、休んだりしながら、勤務することになってしまいました。。
行ったり休んだりを繰り返していたのですが、結局、見切られてしまい、初月でNGとなってしまいました。。
正直、病気だから仕方がないのですが、お客様はカンカンです。
見積もり、契約書のやりとりなど、進めていたのですが、全て無かったことにしてください。。という結果になってしまいました。。
おそらく、今後、よほど何か無い限り、ここのお客様からお声をかけてもらえるとはなくなるでしょう。
しかし、業界は狭いので、なるべく悪評が立たないように注意していかねばなりません。
これが人材会社における新規営業のポイントなんです。
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