≪Windows8≫ [ビジネス実用]
Windows8が発売されました。
皆さんは、もう手に入れましたか?
殆どの人は、恐らくまだなんじゃないかと思います。
ちなみに企業は、どうだと思いますか?
企業だから、入れているところはいち早く入れるんじゃないか、と思いますよね?
実は、企業の方は全くその逆です。
当面は新しいOSは入れません。
それどころか、Windows7を、今になってようやく入れ替えているところです。
Windows7が発売されたのは、2009年の10月です。
約3年かかってようやく今になって、導入しているわけです。
ちなみに、Office2010も今年からようやく入れ始めてます。
しかも、企業によっては、いまだWindows XPです。
えー、そういうものなんですか?
はい、そういうものなんです。
では、どうしてそうなるのですか?
はい、理由はいくつかありますが、大きく分けると2つです。
1つは、コストの問題です。
いくら企業といえども、個人レベルのPC1台とか2台という話しではありません。
数百台から数千台にのぼります。
そうなると、新しいOSを入れる替える、ということは、本当に一大作業となります。
簡単なお話ではありません。
そしてもう一つは、技術的な問題です。
皆さんは、Windows VISTAが失敗作、と言われたのはご存知ですか?
ITでは語る必要もないくらい有名なお話しですが、ここではお話しておきます。
簡単に言いますと、VISTAを入れたことによって、それまでXPで動作していたものが、動かなくなってしまった。。という問題が発生したのです。
インストールしたソフトが動かない、動作がおかしくなった。。など。。
コストは、お金だけの問題ですが、技術的なことになりますと、業務が停止、なんてことにもなりかねません。。
こうした新しいOSを入れ換えることによる、その悪い影響、リスクがどれだけあるのか、ということが、企業にとっては、非常に気がかりなわけです。
そのため、しばらくは、世間の使用状況を様子見する。。というのが現実の実態になります。
これが、企業の対応になります。
その上で、ITの派遣のお仕事のお話になるのですが、企業がOSを入れ替える、Officeをバージョンアップする。。という時は、必ず、使用経験者を必要とします。
入れ替えそのものをしてもらう、キッティングと呼ばれるPCセットUPのお仕事をする人、入れ替えたあとの新しいバージョンの操作方法を教える人、OS入れ替え後のトラブル対応をする人・・など、こうしたお仕事が、OSを入れ替える度に発生します。
そのため、新しいものを先に個人でも触っておく、というのは有効な手段の一つになりますよ。
ちなみに、Window8を入れれば、タッチパネルに変わる。。と思ってしまっている人がいるようですので、改めてここでも言っておきます。
タッチパネルは、PCの画面そのものが、タッチパネル対応のPCでないとタッチパネルにはなりません。
くれぐれもご勘違いのないようにしてくださいね。
僕はSurfaceが欲しいですけどね
日本発売は時間がかかる。。ということで、何か政治的に怪しいですが。。
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