≪就業中(アルバイト・パート)から派遣への転職方法!≫ (3) [アドバイス!]
本日は、シリーズ3回目、最終回となります。
最後は、“(3)採用決定後のスタート日の柔軟な対応です。”
ここまでのお話しですが、現在、就業中のキミに協力してほしいこととしまして、(1)出来れば現在の職場から、就職活動の理解を得てほしい。ということ、その上で、(2)企業面談に行くことの柔軟な許可、を出来ればもらってほしい、ということをご説明させてもらいました。
しかし、現実には、(1)も(2)もなかなか職場で許可をもらうことが難しい・・ということで、結局は、正式に次の職場の内定がもらえた段階で、現在の職場に辞めることを告げる割合の方が多い、というお話しもさせてもらいました。
ですから、ここでは前提として、(1)も(2)全て許可を貰うことが出来なかった、もしくは言えなかった(言い難い、など)として、ご説明させて頂きます。
では、許可がもらえなかったとして、何だかんだで採用までは漕ぎ着けたとしましょう。
(実際にタイミングがあえば、出来なくないことはありません)
今の就業先の退職日の確定です。
タイミングにもよりますが、派遣の場合、採用決定してから入場までの期間、2週間も待ってくれないのがほとんどです。
もちろん僕ら営業サイドでも交渉はしますが、派遣先の現場は現場での都合があり、
そのタイミングで入ってもらわなければ採用の意味がない、というケースが殆どです。
というのも、派遣というサービスが、そもそも困っている現場に即戦力となる人に来てもらい、助けてもらいたい!ということで、企業が依頼し、その分、その役務に対して対価を支払う、というサービスです。
という、派遣本来の目的の在り方を忘れてしまっている人が多いのも事実です。
ですから、採用になった場合、どうしても退職日、入場日の折り合いが合わない場合は、どちらかをキミに見切ってもらうしかありません。
僕があるスタッフさんに、辞めてもらう時に贈った言葉をキミにも贈ります。
出来ればケンカ別れはしない方がベストですが、キミの人生のため、折り合いが合わないならば最後は突破するしかありません。
今の職場は、キミの人生よりも、今の職場の引継ぎや穴埋めが上手く行けばよい、ということしか考えておりません。
国や会社は、キミの人生を保証はしてくれません。親や友人や恋人は、心配はしてくれますが、助けることまでは出来ません。
最後は、自分で自分のことを守るしかありません。
勇気を出して、決断してください。
キミはどうしたいのですか。どうなりたいのですか。
この人生のチャンスを逃してまで、今の職場に尽くさなければならいのですか?
しっかり引継ぎを完了しても、どっちみち、その後はさよならです。
もう、十分いい人を演じてきました。最後くらいわがままになってください。
で、大変申し訳ございませんが、ここでもし、こちらに来る決断が出来ないのであれば、
引続き、別のお仕事を探して採用になっても、また、このように同じ展開になる恐れがあります。
ですから、もう、お仕事の紹介は出来ません。
派遣先からも、来れないならば、最初から紹介しないで、と言われてしまいます。
言いたくはないですが、そういうこちらの立場もご理解して頂ければと思います。
ただ、だから来てください、ではありません。
あくまでも、キミの意思がどうしたいのかです。
辞めて転職したい、転職をすることを決めている、
ならば、スムーズに行くかいかないかは、運もあります。
心が決まっているならば、やるしかありません。
上司を説得してください。
このスタッフさんは、決断し、転職を成功させました。
このシリーズを終わります。
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