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≪地方大、就活の「足・宿」支援 【学生の負担軽減 格安バス運行や宿代補助 】≫ [マーケット]

早速ですが、皆さんは、お正月は、車や夜間バス、もしくは新幹線で実家に帰省されたりしたのでしょうか。

それとも、飛行機で海外へ・・

ずっと寝正月だった人もいるでしょう。

そんな中、12月からスタートした就活生たちで、地方の人たちが、東京などへの遠隔地に就活に向かう交通費に苦慮しているようです。

で、それを支援してあげよう、という動きが出ております。

早速、どんな状況か日経の記事を見てみましょう。
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2014年春卒業の大学3年生らの就職活動が本格的にスタートして約1カ月が過ぎた。企業説明会などに臨む若者の表情は真剣さを増すが、地方大学の学生を中心に聞かれるのが、都心をはじめ遠隔地の企業への「挑戦」にかかる交通費や宿泊費の負担だ。心配を少しでも軽くし企業に十分アピールできるようにと、大学ぐるみの取り組みが各地で進んでいる。


今年最後の三連休を控えた21日夜。山形市内の山形大学小白川キャンパスに止まった大型バス2台に、約50人の学生が次々に乗り込んだ。向かう先は東京都内。翌22日に文京区内で開かれた企業説明会に出席するための弾丸バスツアーだ。


大学主催のこのバスツアーの料金(往復)は3000円。山形―東京間の新幹線代に比べ約7分の1といい、お金に余裕のない学生にはうれしい価格だ。一部を大学側が補助するなどしてツアーが実現した。


説明会終了後、夕方には東京を出発する強行軍だが、地域教育文化学部3年(21)は「(就活で)東京には頻繁に出向くことになるため、この価格は本当に助かる」と話していた。


1年間留学していた高知大学人文学部4年(21)も8日、大学などが補助する格安バスを利用し、江東区の東京ビッグサイトで開かれた説明会に高知から訪れた。就活費用にはアルバイトの給料をあてるほか、両親から援助も得たが「交通費だけで20万~30万円かかった学生もいたと聞き心配だった」。


往復料金は東京向け7千円、大阪向け3千円で、一般的な高速バスの約3分の1とこちらも格安。満足しつつも「東京行きのバスは年1本だけ。本数が増えれば、興味のある就職の催しに気軽に参加できるのに」と漏らしていた。


就職情報のディスコ(東京・文京)が10月、全国の大学4年生などを対象に調査したところ、交通費をはじめ就活にかかった費用は平均で約15万円だった。地域別の平均では中国・四国が約22万円で最多で、九州・沖縄(約21万円)が続いた。


また関東と近畿を除く全ての地域で、費用全体に占める交通費と宿泊代の割合が半分以上を占めた。費用の工面の仕方では「親に借りた」と「親からもらった」で6割を超え、就活費用が親にとっても頭が痛い問題であることがうかがえる。


使い勝手を考えて費用の一部を直接補助する例も出ている。九州産業大学は昨年、遠隔地で採用試験などを受ける学生を対象に交通費の補助を開始。50人だった定員を今年は無制限に拡大した。1人1回の支給で上限もあるが、受け付けから10日ほどで約60人が申請する人気ぶりだった。


支援は就活の「足」から「宿」などにも広がる。松山大学では、東京、大阪、福岡など都市部へ就活に出かける学生用に指定のビジネスホテルを確保し、6千円程度の宿泊費を大学で負担する計画だ。同大学の東京オフィス(東京・銀座)では、就活担当職員が相談や履歴書の確認に応じる。


同大学経済学部3年(21)は「話せる人がそこにいるだけで安心できる」と話す。


一方、首都圏の学生の地方志向を受けて、大学側の新たな動きも出始めている。明治大学は11月に初めて「Uターン/Iターン就職セミナー」を実施した。


全国31府県の東京事務所や府県庁から訪れた職員らが机を並べ、就職希望の学生に地元企業の魅力をアピール。「東京にいながらにして地方企業の様々な情報を知ることができた」などと学生からは好評だったという。


セミナーの担当者は「地元や、地方の転勤の少ない仕事を希望する学生が増えている。出身地の隣県など多くの情報に触れてもらいたかった」と話す。山形大の森谷豊就職課長は「(就活に関する)学生や保護者の視野を広げる意味で、大学側の多様な支援が求められている」と指摘する。


企業も応援サービス 

低額宿泊プランや貸しオフィス割引

就活で上京する学生などを対象にした応援サービスが首都圏の企業で広がっている。一部には将来の顧客となる可能性のある学生らに今のうちからPRしたいという思惑もあるようだ。


ホテルの東京ガーデンパレス(東京・文京)は夜行バスなどで早朝に上京した学生向けに1室1000円で時間を区切って客室を提供。午前6時から正午まで、仮眠を取ったりシャワーを浴びたりして休憩できるほか、面接などの準備にも使える。1日5室に限定して、1泊5000円で泊まれる宿泊プランも設定した。


晴海グランドホテル(同・中央)は就職活動のサポートプランを提供。その日の空き部屋の状況に応じた割安価格で泊まれる。複数の企業を訪問する学生の利用も想定し、靴磨きセットやスーツのしわをのばすスプレー、地図などが使える。


コクヨはJR東京駅そばなどにある時間貸しのレンタルオフィスで、学生限定の割引を実施。学生証を提示すれば、15分100円からの値段で利用できる。同社は「働き出してからもサービスを利用してもらおうと企画した」と話す。
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いかがですか?

これは本当に大変ですよね。

大変ですが交通費をかけないと就職できない歯がゆさ。

限られた時間の中で決めなければならないプレッシャーとの戦い。。

これは派遣でも同じことが言えます。

派遣でも、賃貸家を借り上げし、寮として対応しているところ、対応していないところに分かれます。

僕はいずれも対応経験がありますが、今回は、賃貸家がない場合のケースで、且つ、IT業界のケースでのお話に限定させてもらいます。

まず、ITの場合は、短期決戦というのは無謀な挑戦になってしまいます。

ですから、友人知人の家に、カプセル、サウナ、ビジネスホテルに数日間限定で宿泊する。。というやり方はお勧めできません。

というのも、ITの場合、まずは書類選考が通過しなければ、面談に進むことが出来ませんのと、その期間にキミ見合ったお仕事案件がタイミングよくあるかどうかは、保証が出来ません。。

さらに、仮に面談に進んだとしても、1次面談、2次面談。。とあるわけで、1次面談で担当者の話を聞いてみたら、少しイメージと違っていたとか、面談で落ちてしまう。。という確率が十分に考えられます。

その上で、時間がないため、あせって、何でもよいから。。と、切羽詰って決めても、長続きしなかったりします。

一方で、では長期決戦で。。といっても、こういうやり方もいつまで経っても決まらない、というのがあります。

それは、普段は、実家の地方にいて、面談の度に出てくる、というやり方です。

一見、金銭の節約になっているような感じですが、結局、1次面談で夜間バス、場合によっては新幹線。。というようなことを繰り返せば、高額な交通費になってしまいますし、急遽、明日面談に来てください、という場合には、迅速な対応が不可能です。

ですから、結局は、ある程度資金を貯めて、中途半端なことはせず、覚悟を決めて引越しを完了してから就職活動に望む、というようにしてください、と推奨しております。

なんだかんだで、トータルで見ると、ちゃんと引越しを完了して就職活動をしている人の方が、自立して、生活がかかっている分、採用につながっております。

それらは、遊びに使う消費ではなく、キミのための将来につながる、すべてが必要な人生経験ですから、自己投資として、自分にお金を使ってください。

簡単なことではありませんが、がんばってください!

宜しくお願いします。



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