≪派遣のキャリアアップ!≫その1 [ビジネス実用]
さて、お待たせしました!
前回、<派遣でキャリアを築く7か条>なるものを、ご紹介しました!
で、その7か条についてご説明しましたが、今回から3回にわたって、3人の具体的な成功事例をご紹介させて頂きます。(日経からの引用になります。)
これを読めば、具体的に派遣で、どのように行動すれば良いのかが明らかになります!!
ぜひ、キミの人生設計にお役立てください!
それでは行きますよ。
どぞ!
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「最近仕事がない」。2010年夏、派遣社員のAさん(42)は職場の状況変化を感じ取った。08年7月にメーカーの営業部門に派遣された。担当は国内営業事務。当初は受発注処理などに一日中追われていたが、08年秋のリーマン・ショック以降、仕事量は減る一方だ。このままでは契約更新はないかもしれない――。危機感を覚え、冷静に職場を観察すると国内事業は苦戦しているが、海外事業は伸びている。そこで上司に輸出業務を手伝うと申し出た。その傍ら貿易実務の勉強を始め、11年11月に資格も取得。今では担当が貿易事務に完全に切り替わり、英文のビジネスレターも自ら書くなど前よりレベルの高い実務をこなす。 =======================================
この成功例のポイントは、危機感を察し、自ら行動に出た、ということですね。
業務内容は別の契約のお仕事なのに、実際にこんなことあり得るのでしょうか。
では、解説したい、と思います。
実際にありえます。しかも結構な割合であり得ます。
ただし、条件があります。
この人がどの位の期間、ここで働いていたかはわかりません。しかし恐らく最低でも、半年から1年以上働いていたと思われます。
その上で、仕事ぶりが評価されていたのでしょう。
つまり、信頼されていた、ということだったと思います。
そうでなかった場合は、このタイミングで契約終了になってしまう確率がかなり高いからです。
というのも、仕事量が減り。。と、ありますように、仕事量が減っているのに、企業は人を置いておけません。
労働力に手が余ってしまうのであれば契約終了か、別のお仕事を振って手が余らないようにします。
ただ、今回は、国内から海外の貿易のお仕事、英語。。ということです。このスタッフさんは、未経験で英語も初めてっぽいですよね。
そうなると簡単には振れません。しかし、企業側としてみれば、むしろ海外部署ならばお願いしたいんだけど。。と考えていたかもしれません。
ただ、さすがに英語未経験となると、本人的には厳しいよな。。と。。
そう思っていたら、その矢先に、スタッフさん自ら、やらせてもらえませんか?と依頼してきた!!
そういう仮定があったかはわかりませんが、企業は本人自身のやる気、意志を非常に大事にします。
無理にやらせても長続きしませんからね。
もちろん、それでも、海外部署の方も仕事量がなく厳しい状況であれば、それはそれで、もう契約終了でも仕方がありません。
いずれにしましても、自ら手を挙げて行動に出た!ということが、今回の一番良かった点です。
もっと欲を言えば、こういう状況におかれなくとも、常にチャンスかあればキャリアアップを狙う、という姿勢が大事です。
例えば、何かのタイミングで、こういうお仕事があるけどやってみる?、と逆に振られたとしましょう。
こういう時、キミならばどうします?
こういうケースでは、3つのパターンに分かれます。
1)引き受ける
2)断る
3)昇給するならばやる
で、こういう場合は、絶対に1)を選らんでください。
私は便利屋さんではない、なんて言わないでください!
1)を選ぶ理由は2点です。
(a)慣れた現場で、自分のスキル・キャリアUPをはかってしまう。
(b)あえて3)ではなく引き受けることで、信頼を勝ち取ることが出来る。そうすれば、後でやめないでほしいと思われるようになるため、その時に改めて金額交渉をすれば良いのである。
このことを整理すると、
3)だと、ならば頼まない、となりますが、1)ならば、(a)が出来て、信頼も得て、最終的には金額も交渉できるようになる、ということに結びすくわけです!!
これが賢いやり方です!
同じ職場で長く生き延び、そして次の為にスキル・キャリアアップするには、こうしてやれば良いのです!!
私はこの契約で働いているから、他の業務はしません、というのは、結局、自分で自分の首をしめていることになります。
そういう損な生き方はしないようにしてください!
いつも言いますが、これが派遣に使い捨てされるのではなく、キミが逆に、派遣をうまく用する方法なのです!!!
引続き、次回も成功事例をご紹介していきますよ!!
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