≪派遣キャリアアップ事例！その２≫ [ビジネス実用]
前回の派遣キャリアアップ！その１はいかがでしたでしょうか？
自ら手を挙げ、率先して業務を行うことで、自らのスキルUPを図れるだけでなく、派遣先の信頼を勝ち取ることが出来、且つ、最終的に、それらが給与UPにつながる、というお話でした。
さて、今回はその２に参りたいと思います！
それでは、早速、どーぞ！
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Kさんは大学卒業後に就職したが、結婚をきっかけに退職。20代後半に派遣会社に登録し、受付の専門職として再び働き始めた。「複数の企業に派遣される一方、秘書や接遇、語学などの資格を取り、仕事に生かせるスキルを磨いた」。それが所属の派遣会社の目に留まり、一般派遣から特定派遣に切り替わった。現在の職場は７人の派遣社員が働く外資系メーカーの受付。Kさんはリーダーを務め、対応に落ち度がないか目配りし、改善点があれば指導する。また派遣業務のほかに自社内のマナー研修などの講師も担う。「今後はこうした人材育成にも仕事の幅を広げていきたい」
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以上です。
今回のPointは、複数のお仕事に派遣されている間に、一生懸命勉強し、資格を取得したりして、自己研磨をし続けた結果、その頑張りが認められて、派遣元の特定派遣の正社員に抜擢された、という成功の事例になります。
それでは、今回の特定派遣についてお話ししましょう。
派遣会社がスタッフさんを正社員として抜擢する基準は何だと思いますか？
逆に、派遣会社がスタッフさんを正社員にするリスクは何だと思いますか？
キミが派遣会社側の立場になって考える、なんてことは、あまりないですね？？
派遣会社が、スタッフさんを特定派遣の正社員に抜擢する基準は、ズバリ！すぐにお仕事が見つかる人、採用が決まる人です！！
特定派遣のリスクは、給与は支払っているのに、社内待機や自宅待機期間が長くなってしまうことです。
派遣会社は、派遣先にスタッフさんを派遣してはじめてお金が入って来ますから、派遣出来なければ、特定派遣の場合、お金が出ていくだけとなります。
ですから、仮に世の中が不況にあっても、採用が決まるレベルであるかどうか、ということが、正社員にするかどうかの一つの基準になります。
で、今回の場合、このKさんの今までの就業実績（売上・利益）、勤怠状況、派遣先の評価、自己研磨の頑張り、などによる、ヒューマン・コミュニケーション・スキル・キャリアから、派遣先の紹介幅が広く提案可能で、採用率の見込みが立つ、優秀なスタッフさんとして評価され、早かれ遅かれ、このままでは、いずれ他の会社にKさんを取られてしまうことになるであろう。。
であれば、これだけ、うちに貢献してくれているので、正社員として迎い入れても良いでしょう。という判断になった、ということです。
どうです？
如何ですか！？
これが、僕が提唱する、就職活動をしなくとも、正社員になりませんか、と逆に言わせる方法の一つになります。
ただ、いつも言いますように、みなさん正社員になりたい、とは言うのですが、正社員ということは、自分中心の考え方や生活スタイルから、会社優先の生活スタイルにならなければなりません、ということは忘れておりませんよね？ということです。
このKさんも、正社員の役割として、現場ではリーダーのポジションを任され、業後か週末かは、わかりませんが、派遣元の自社に戻って、マナー研修を任されております。
派遣先に行くだけでなく、会社の目的、任務遂行のために働いてもらっている、ということになります。
場合によっては、会社の考え、意向によって現場を変えられたり、少し通勤が遠い現場に行ってもらったり、出張、転勤など、あるかもしれません。
ですから、正社員になりたい、安定という前に、正社員とは？をちゃんと理解しなければなりません。
さらに言えば、正社員になると、その会社の規定による給与基準になりますため、派遣の時よりも給与が下がるかもしれません。
つまり、今までの派遣スタイルのままで、ただ雇用だけは正社員。。というのはありません、ということです。
それでも、正社員になりたい！というのでしたら、このように一般派遣から、特定派遣の正社員になる道があるわけです！！
さて、キミはどうする？
What Would you do?
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