≪環境文化は同じでも、チーム内の雰囲気はリーダーしだい≫ [ビジネス実用]
スタッフさんが、派遣先に1名だけで行ってもらっているところもあれば、複数人で入ってもらっているところもあります。
このこと自体は別に普通のお話しです。
ですが、複数人で行っていても、同じ部署、同じ作業内容、同じチームであるとは限りません。
違う部署、違うチームの場合、同じ勤務先の中で、同じ環境文化の下で働いていても、その部署の責任者、チームリーダーによって、働く雰囲気が左右されてしまうものです。
実は、いま、ちょうどそのような状況にある現場があります。
Aのチームでは、スタッフさん2名がいるのですが、この2名の連携が良いのと、ITスキルもお客様エンジニアリーダー並みのレベルがあり、且つ、その上で、コミュニケーションを取るのが非常に上手なため、早々にリーダーを取り込み、チーム内で楽しくやれるように入り込むことに成功しております。
一方でBのチームでは、スタッフさんが一人で入ってもらっておりますが、リーダーのプレッシャーがきつく、辛い。。と、既に、結構、厳しい状況下で働いてもらっております。
で、そのプレッシャーというのは、全く初めての未経験のスキルの作業でも、一切教えてはもらえず、質問すると、「なんでわからないの?もっと調べないとダメでしょ。」「出来てる?えっ、まだ出来てないの?」。。と、そんな感じで、怒られてしまったりしてしまっているようです。
どうですか?
A、B全く違いますよね。。
しかも、フロアも違う階なんですよね。。
ですから、Aのメンバーが、Bのスタッフさんのフォローをしてあげたい。。と言ってくれてはいるのですが、それも難しいんですよね。。
しかもですね。。
これは、本当によくある話しなんですが、こういうリーダーに限って、かなりの古株で、スキルが高く仕事も出来る。。
そのため、エンドユーザーからはかなりの信頼を得ている。。
そうなると。。
僕ら営業が、リーダーのことに対してクレームを入れたとしても、ある意味、流されてしまいます。。
流される、というのは言いすぎかも知れませんが、現実的に、例えば、リーダーの配置を替えてもらうや、チーム編成をしてもらう、などというのは、かなり現実的ではありません、ということです。
というのも、基本的には、こちらは、お金を頂いて、作業に入らせてもらっており、相手は、お金をお支払してくれているお客様の立場である、ということになります。
つまり、お客様からすれば、私達はこういう環境です。こういう環境下に適合して働いてください。それが無理ならば結構です。という立場にあるわけです。。
となると、このリーダーに認められるまで耐え抜くか、耐えられずこちらが辞めるか。。という2つの選択肢しかなくなります。。
もちろん、あまり理不尽な態度や、あきらかにパワハラのような場合などについては、営業サイドでも、それはそれ、これはこれ、と分けてやりますが、このようなレベルの内容ですと、提起するにはちょっと難しさがあります。
ただ、スタッフさんが困っていることは事実のため、ダメ元でも、営業としては、この件で相談を入れることは入れます。
ちなみに今回ですが、このプレッシャーの件ですが、スタッフさん本人は、リーダーから、手がかかる奴、足手まとい。。と思われているんじゃないか、と思ってしまっているんですが、リーダーとしては、むしろ期待している。。。ということなのですが。。
いずれにしましても、リーダーの対応の接し方を変えてもらう、ということくらいは、やってもらえるかもしれませんが、根本が変わる事は難しいため、結局は、スタッフさんがどうするか、ということになってしまいます。
このことは、取り引き先も理解してくれておりますため、どうしてもダメな場合は言ってください。。と。
以上です。
このように現実として、せっかくお仕事が決まっても、現場の環境だけは入ってみないとわかりません。
ましてや、リーダーとうまが合うかどうかは、もっとわかりません。
ある意味、運が良い、悪い、的なことになってしまいます。
こればかりは、どんなお仕事でも言えることです。
ですから、キミにとって良い現場ならば良いですが、こうした現場に遭遇した場合は、見切るタイミングを考えることも大事です。
というのも、こういうことで、営業が一番困るのは、我慢して我慢して、どこかで爆発してしまう、もしくは、もう、明日から会社に行きたくない、すぐにやめたい!!と突然なってしまうことが最悪のシナリオだからです。
キミがメンタル的につぶれてしまい、心の病になってしまうことも避けなければなりません。
こういう対応を身につけるのも、世の中を渡り歩くための、キミ自身を守るために必要な、社会人スキルです。
こういうようなことは、普段、キミが生活していて、教えてもらう、というような機会はありません。
ですから、そういう意味で僕のブログを参考にしてもらいたいと思います。
僕はうわべよりも、誰も教えてはくれない現実をキミにお伝えしたいので。
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