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≪面接におけるガイドライン(採用担当者 ここに注意 !)法務≫ [ビジネス実用]

表題の件ですが、まずは、日経のこちらの記事を見てもらえますか。
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2014年春入社の大学生・大学院生の採用活動が始まった。企業は昨年12月から学生向けに会社説明会を開き、4月には面接などの選考が本格化する。多くの学生と接するだけに、ちょっとした不注意がトラブルを招きかねない。企業の評判を落とす事態は未然に防ぎたいもの。新卒の採用活動で注意したいポイントをまとめた。

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1月上旬、100以上の企業・団体が参加して横浜市内のコンベンションセンターで開かれた合同会社説明会。学部3年生、修士1年生を中心に2日間で延べ約9300人が訪れた。学生に業務内容を説明していた企業の担当者からは、「営業部門の社員も面接官をしてもらう。面接で聞いてはいけない質問を教える研修も進めないといけない」といった声が漏れた。

厚生労働省は適性や能力に関係のない項目をエントリーシートに書かせたり、面接で尋ねたりしないよう求めている。項目は宗教や支持政党、尊敬する人物など幅広い。聞いた場合は「就職差別につながる恐れがあり、(訴訟などの)問題が起きる可能性がある」(職業安定局)。

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増える一括採用

ただ、絶対に聞いてはいけないわけでない。弁護士は「仕事をするうえで不可欠という合理的な理由があれば、何を聞いてもいい」と指摘する。例えば、ある宗教が食べてはいけないと定める動植物を原料に利用する食品メーカーで、その信者が働くのは現実的ではないからだ。加えて「どうして聞くのかをしっかり学生に示す」(弁護士)必要がある。
持ち株会社が採用した学生を事業子会社に配属してもいいのか」。採用支援会社(東京・新宿)は最近、こんな問い合わせをよく受けるという。採用支援会社事業部長は「事業子会社の採用をまとめて実施する『一括採用』が持ち株会社の増加に連動して増えているため」と解説する。

事業子会社の知名度が低く、独自に採用活動をしても優秀な学生を集められないことがある。一括採用は、持ち株会社が事業子会社の人材確保を支援する側面もある。

持ち株会社に入社した社員を、事業子会社に出向・転籍させることは可能だ。ただし、弁護士は「労働契約法の考え方によると、採用するときに事業子会社への配属の可能性を周知しておかなければいけない」と忠告する。

採用支援会社事業部長は2つの対応策を挙げる。まず、入社後に配属させる可能性のある事業子会社を書面などで明記する。または、持ち株会社が会社説明会を開いて学生に事業子会社を知ってもらい、選考は事業子会社ごとに実施する。

信頼関係が前提

インターネットサイトに書き込まれる悪評も採用担当者の悩みの種だ。サイト運営会社に削除を依頼しても「別のサイトで再び盛り上がる」(採用支援会社事業部長)。事業に支障が出るなど深刻な影響がない限り、放置・無視するのが無難という。

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組織・人事コンサルティング会社の就職支援事業子会社(東京・中央)の取締役は「悪評を立てられないようにすることが何より重要」と話す。学生に不安や不満を感じさせない採用活動を心がけたい。

交流サイト(SNS)が盛んな現在の学生は常に情報交換しており、採用活動の進捗状況はすぐに広まる。学校名不問とうたいながら、応募者を大学で線引きするような行為も露見する可能性が高い。「自分はA大学。選考日程を知らせるメールが届いた」「B大学だけれど、連絡が来ない」といった情報が積み重なっていくからだ。

 
採用担当を務めた経験もある取締役は「うそをつかず、学生に不信感を持たせないコミュニケーションが必要」と強調する。採用担当者が学生と信頼関係を築けなければ、悪評が生まれやすいだけでなく、欲しい学生に最終面接や内々定通知後に辞退されるリスクが強まるという。

採用支援事業部長は「学生が働いたときの姿をイメージしやすいよう、若手社員を採用担当者に据える企業が多い」と話す。人手が足りなくなるピーク期には他部門の社員を駆り出すこともある。無用なトラブルが起きないよう、採用活動の方針を社内で徹底する努力が欠かせない。
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いかがですか?
幾つかの例が出ておりましたが、人材採用におけるガイドラインというのは、僕らも派遣の講習で受講します。
能力に関係ない、質問禁止事項などのことは、マニュアル化されておりますため、採用担当者は、普通はわかっております。

ただ、マニュアル化されていなかったとしても、普段普通に面談をしていている限りでは、特に面接側として、宗教など、特に気になるようなことではありません。

それよりは、キミのスキル、通勤時間、給与条件などの方がよっぽど気になります。
ただ、いずれにしても、いくらこのようなガイドライン、立派な法律があっても、もっと身近なことで、ガイドライン通りには、全然守られていないのが実務現場です。。

ちなみに、守られていないもっともわかりやすい代表例は何だと思いますか。

それは年齢差別です。。

結局は、20代が良い、35歳くらいまで、MAX40歳。。というのが日常の現実です。

特にITの場合は、この傾向が強いです。。

ただこれも、現場からすれば、平均年齢などのバランスがあるため、いちがいに差別とは言い難いのも事実です。

一方で、スキルや経験など、ベストマッチなのに、ただ年齢だけで書類選考でNGは、もちろん思いっきり違法差別ですけどけね。

しかし、実務においては、その通りに100%、というわけにはいかないものです。。

実際には、大幅な対象年齢外は、即アウトだったりします。。

その上で、先に見て頂いた記事は、新卒の会社説明会、団体・複数面談における対応の記事です。

その点、僕らのIT派遣は、基本、1対1の面接です。

で、これも見てもらえますか。
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社員の人柄も入社動機に



就職情報サイト(東京・千代田)が実施した調査によると、2012年春卒業の学生が企業を選ぶときに最も重視した条件として、「一緒に働きたいと思える人がいるかどうか」が12.6%を占めた。「業界・業種」(24.8%)などに続く4位。就職活動を終えた学生の多い11年12月時点の考えを聞いた。


彼らが就職活動を始めた時期(10年秋が中心)の考えも尋ねると、「一緒に働きたい……」は3.9%にとどまる。就職活動を経て9ポイント近く上昇したのは、会社説明会や面接などで採用担当者ら社員と接するうち、人柄などに好印象を持って入社したいと感じるようになる学生が少なくないことを意味する。


企業は世界で活躍できる優秀な人材をこれまで以上に求めている。採用活動そのものが企業の魅力を高め、欲しい学生を引きつける手段になりうる。それだけに、学生に不満や不安を感じさせない取り組みが必要になる。
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どうです?

逆に、いくらガイドラインに沿った法律通りの会社運営をキチンとしていても、採用担当者が人間として嫌われていまうと、本末転倒です。。

一方で、ガイドラインや法律ではないですが、中小や僕らのようなベンチャー企業では、大手のような潤沢な資金がありません。

そのため、会社が一等地の立派なビルにあるとか、福利厚生が充実しているとか、立派なパンフレットがある、とか、そういう表向きに見せられる宣伝効果は、大手には勝てません。

さらに、ネームバリューがないのは当然ですし、CMをやっているわけではありませんから、世に知られていないのも当然です。。

そうなると、何で企業存在をアピールするか、というと、担当者の人間を見てもらうしかありません。

それで、社風や雰囲気を感じとってもらい、一緒に仕事したいと思えるかどうか、ひとつの判断材料にしてもらうしかありません。

採用担当者が悩むポイントでも、結局、キミとのコミュニケーションをしっかり取って、正直に話し、誤解がないように、誠意をもって説明すれば大概トラブルに発展するようなことはありません。

どんなハイテク時代になったとしても、やっぱり最後は人ですからね。

ただですね。。

説明会に来ている人事担当者が皆良い人達ばかりか、というと、いちがにそうとは限りません。。。

そのため、そこは、人で判断するよりも前に、データによる、事前の企業情報の分析、下調べが絶対に必要になります。

というのも、ただ人だけで判断してしまう、というのは、それはそれで危険すぎるからです。

いくら人が良くても、企業業績が悪く、給与がもらえない。。じゃ意味がありませんからね。。

こうやって、データ分析からみる企業業績と、実際の担当者の両方を観察して、最終的にはキミが判断するしかありません。

それでも、言っておきますが、正直、説明会で自分のことを悪く言う会社なんてありません。

ですから、最後は、もう入ってみなければわからない、というのが現実です。

いくら考えても無駄です。
自分の決断を信じるしかありません。

で、残念ながら的外れだったする確率もかなりの率で結構あります。

しかし落胆することはありません。

どんな悪い経験でも、無駄になる経験はないからです。

むしろ、悪い経験というのも、なかなか出来ません。

ちなみに、僕は何を隠そう、新卒で入った会社は、超ブラック企業たったのですwwwwww

誰だってブラック企業にはいきたくありません。

しかしですね。
今は、確かに乗り越えたから言えることではあるんですが、お陰様でかなり鍛えられましたよww

一番良かったのは、ブラック企業で働いた分、自分が騙されることはありません。

だって、ブラック企業の手法をわかってしまいましたから。
そういう意味では、本当に最初に苦労してしまって良かったと思います。

本では、ブラック企業の具体的手法なんて売ってませんからね。

こういう経験があって、独立するまでの勇気と決断も持てた、というのが、今の自分の経験値から来る財産です。


安全安心すぎる大手企業では、何も自分を守ろうとする勉強はしないですからね。。






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