さて、皆さんお待たせしました!
改めてここまでですが、色々育児休暇のお話をして参りましたが、これらは、基本すべて、正社員や職員、行員などの待遇です、ということでのお話でした。
つまり、自営業や非正規雇用のパート・アルバイト、派遣社員、契約社員などの待遇の制度のお話ではない、というものだったわけです。
ですから、自営業や非正規雇用の人達の殆どは、育児休暇の間は、働かないか、短期のお仕事で食いつなぐしかない。。などの選択をすることになる、というお話をさせて頂いておりました。
ただ、働かない、短期のお仕事で食いつなぐ。。ですと、それは、全て経歴上におけるブランクとなる、これが最大のリスクとなってしまいます・・というお話を致しました。
そこで、普段からこのリスクに対するヘッジをかけておかねばなりません。というお話しが前回までのお話しでした。
ですから、今回が、そのヘッジに対する方法論、ということで、キミに一番聞いてもらいたい内容となります!
それでは、いきましょう!
日経のこちらです!!
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年収増なら…スキルもアップ
7割近く「自己投資増やす」ビジネス書やネット活用
1)賃金増の期待が高まるなか、資格取得の勉強などスキルアップに対するビジネスパーソンの自己投資はどう変わるか。日本経済新聞社はNTTコムオンライン・マーケティング・ソリューションの「gooリサーチ」と共同でアンケート調査を実施した。2013年度に年収増を見込む人の7割近くが投資を増やす一方、年収が増えそうにない人では1割強にとどまった。
今春の大手企業の労使交渉では、自動車メーカーで年間一時金(ボーナス)の満額回答が相次いだほか、流通業界などでベースアップを実施する企業も目立った。こうした動きを受けて13年度の年収の増減見込みを聞いたところ、年収が12年度より「増えそう」との回答は全体の21.6%。「変わらない」は64.4%、「減りそう」は14.0%となった。
年収が「増えそう」と答えた人のうち、今後のスキルアップへの自己投資を「増やす」との回答は67.1%。「これまでと変わらない」は32.9%、「減らす」はゼロだった。一方、年収が「変わらない」「減りそう」と答えた人のうち、投資を「増やす」とした回答は13.4%にとどまった。
回答者全体でみると、自己投資を増やす人の比率は25.0%で、4人に1人の割合。成果主義の賃金体系が浸透し、従業員の能力や実績が厳しく問われることに対応しようとしているとみられる。その中でも年収が増えそうな人とそうでない人で投資を増やす回答比率は大きく違う結果となった。給与を増やせる企業とそうでない企業の社員のスキルも差が広がる可能性がありそうだ。
スキルアップに対する自己投資を増やす額については、13年度に年収が「増えそう」と答えた人では「年間5万円未満」が41.4%、「5万円以上10万円未満」が33.8%と続いた。年収が「変わらない」「減りそう」と答えた人では「5万円未満」が64.8%を占め、「5万円以上10万円未満」は27.6%にとどまった。年収が増える人の方が本格的な自己投資をしてスキルを大きくのばせることも予想される。
自己投資を増やす理由では、年収が「増えそう」と答えた人のうち、「今の会社でよりよく処遇されたいから」が最多で32.4%。2位は「リストラされたときの備えに必要と思うから」と「よりよい処遇の会社に転職したいから」で、ともに13.8%だった。
一方、年収が「減りそう」「変わらない」と答えた人では「今の会社でよりよく処遇されたいから」が最多の35.2%だったが、「よりよい処遇の会社に転職したいから」が24.8%と、年収が「増えそう」とした人の回答を11ポイント上回ったのが目立った。給与を増やせない企業では、スキルアップした社員が転職で流出する可能性がより高いといえる。
スキルアップの自己投資を増やす具体的な内容(3つまで)では、年収が「増えそう」と答えた人の場合、コミュニケーション力向上などのための「書籍の購入」が54.5%と最多。次いで「ビジネス書、学習教材、学習CD・DVD、ネットコンテンツの購入」の51.7%、「専門知識取得(実務や技術)のための各種勉強会などへの参加」の16.6%が続いた。
年収が「変わらない」「減りそう」という人では「ビジネス書、学習教材、学習CD・DVD、ネットコンテンツの購入」が56.2%、「書籍の購入」が41.9%の順となった。年収が「変わらない」「減りそう」と答えた人のほうが、より具体的なスキルアップを意識した投資内容を選んでいるといえる。
調査概要 4月5日から8日まで実施した。対象は20~40代のビジネスパーソンで、総回答は1000人。このうち男性が53.6%、女性が46.4%を占める。
-------------------------------------------------------------------------いががですか?
まず、冒頭の1)ですが、年収が「変わらない」「減りそう」と答えた人のうち、投資を「増やす」とした回答は13.4%にとどまった。
これではいけません。
皆さんには、この僕のブログで、こうなってはいけません。ということを伝えたいのです。
収入増ならスキルUP??っというのは、全く意味がわかりません。
というのも、何もしないのに、なぜ、収入があがるのでしょうか?ってなりますよね。
そうではなく、収入を上げるために、今よりも勉強して頑張るわけです。
そうしないと、このまま収入が上がらなかったら、ずっとそのままで、逆に収入が下がったら、ますますやらない?では、このサイクルから抜け出せませんよね?
ですから、2)のような思い、動機が非常に大切になってきます。
僕は、収入があがったからではなく、上げるために独立しました。
サラーリーマンの時も、中小企業診断士の資格を取るためにローンを組んで望みました。
その時は、なんとか今の現状を打破したい、ワンランク上の自分になりた!という一心で、今のままでは何も変わらないのは確かで、自分に投資してなんとかしたい。。と思ってました。
ただ、その時の勉強した知識のおかげで、経済新聞の読解力がついたため、それだけでも自己投資が全然無駄になっておりません。
ですから、3)の年収が「変わらない」「減りそう」と答えた人のほうが、より具体的なスキルアップを意識した投資内容を選んでいるといえる。
と具体的に考えているわけです。これは素晴らしいことです。
あとは、考えていても始まらないので、その思い、考えを、行動に移す!ということです。
お金を貯めても、服を買っても何も変わらないので、投資するしかないわけです。
自分のためにお金を使わず、誰のためにお金を使うんですか!ってやつですね。
ですから、皆さんも収入が上がったらではなく、上げるために、普段からコツコツ積み上げていくのです。
特に、保証がない非正規雇用の人達は!
ですが、心配はいりません。こうして積み上げて、自分のスキルをあげれば、それが一番の保証・安定となります。
正社員の人は、普段守られている安心がある分、この努力が弱い人が多いです。
そのため、会社が傾いたり、合併などてリストラで切られたり。。したあとは、正社員の人は、個の力で這い上がることができません。
このことを僕が一番派遣の皆さんにわかって欲しいことなのです。
派遣がダメなのではありません。
むしろ派遣という弱い立場の中から、泥臭く個の力を身に付けて来た人が、年を重ねていけばいくほど、その違いが如実に現れます。
年金が、68歳以降に支給される。。という検討が始まり出した現在では、そこまで働かなければならないかもしれません。
今後は、今の第2の人生が、第3の人生へとスライドされて、新たな第2の人生という定義が創設されて、第2をどう生きていくのか、というのが、今後の我々のテーマになってくるのではないか、と思われます。
現在、40代、50代の派遣の面接をしていると、本当にそう思わされます。
がんばりましょう!
2014-04-15 13:01
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