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≪働く既婚女性「賛成」77%!? 「選択的夫婦別姓」≫ [現場から]

夫婦の選択的別姓が、議論されておりますね。
皆さんは、このことについてどう思われますか?
早速ですが、このことについて見てみましょう。
まずは、日経のこちらです。
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働く既婚女性「賛成」77% 「選択的夫婦別姓」本社調査 

世論調査と比べ好意的

働く既婚女性の77%が、夫婦が望む場合に結婚後もそれぞれ結婚前の姓を名乗ることを認める「選択的夫婦別姓制度」に賛成していることが6日、日本経済新聞が行った調査で明らかになった。実際に同制度が導入されても「すでに同姓にしているので別姓には変えない」女性が約半数を占めたが、仕事を持つ既婚女性に限ると世論調査に比べて制度導入に好意的な結果となった。

クロス・マーケティングに依頼して2月中旬、全国の20~50代の働く既婚女性1000人にインターネットで聞いた。

選択的夫婦別姓制度に賛成は77%、反対は23%。年代別では40代の8割が賛成と最も高かった。現在仕事で旧姓を使っている人に限ると賛成は83%にのぼった。2013年に内閣府が発表した世論調査では、20歳以上の男女の36%が容認、「同じ姓を名乗るべきだが通称として旧姓を使うのを認める」一部容認派を合わせても6割だった。

制度が導入された場合、約半数を占めた「今からは別姓に変えない」派以外は、「別姓にしたくない」19%、「別姓にしたい」16%、「わからない」17%と分かれた。
 

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いかがですか?
日本の文化では、夫婦になると、女性が姓を変えることの方が多いですよね。

しかし、こうしてアンケートしてみると、実に7割以上の女性が別姓に賛成、旧姓で勤務している女性に限ると8割の方が別姓に賛成のようです。

で、僕も賛成ですね。

というのもですね。

実は、僕も結婚した時は別姓にしたんですよ。

婿養子です。

僕はそれまでは、自分は男なので、自分が姓を変えるなんてことは、全く考えたことがありませんでした。

結婚する時まで、当然のように、元妻が自分の佐藤の姓に変わってくれるものだと思っておりました。

そうしたら。。

姓の話しになったら、元妻が必死になって、元妻側の名前にしてください、と、嘆願してくるではありませんか。

これには、僕も意表を突かれてビックリしてしまいました。

全く考えていなかったことだったので、このことで、姓について考えさせられることになったのです。

では、なぜ、元妻側は、このように主張してきたと思いますか?

実は、僕も元妻も一人っ子同士だったのです。

僕は、この時まで、こういうことには全く無関心で、親からも佐藤の姓について話されたことはありませんでした。

そのため姓について、つまりは、僕で言えば、佐藤家の家紋を継ぐという重みの意味が理解出来ておりませんでした。

ですから、その時は、元妻がそこまで言うならば。。

佐藤という姓もありきたりだし。。

こんな安易な考えで、わかりました的な感じで元妻側には回答しました。

そうして、僕は僕でこのことを実家に持ち帰り、僕の両親に話しをしました。。

すると、普段あまり口を出さない父が。。

この時ばかりは、猛反対してきたのです。

この時初めて、姓の大事さを知ったのです。。

しかし、これには参りました。

これで、元妻側と佐藤家で揉めはじめたのです。。

元妻側は、僕が良いと言ってくれたじゃない! 的な話しになり。。父は、絶対に許さないと。。

これで結婚話しが破綻するかも。。とまで思いました。

で、結局、僕と父がケンカする形となり、ようやく決着がつきました。

僕が妻側の姓になることに。

僕は僕で、ありきたりの佐藤から別姓になって、最初は、それはそれで、むしろ、いいな、と思ってました。

しかし。。

続きましてこちらの日経をみてください。
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新姓・旧姓、職場でどっち?

会社の役員登記が、結婚前の姓も併記できるようになった。日本では妻が夫の姓にするのが大半だ。働く既婚女性は旧姓、新姓をどう使っている?



新姓・浸透すれば後はラク

民法では結婚すると夫婦は夫か妻どちらかの姓にしなければならず、厚生労働省の人口動態調査(2013年)によると、96.2%が妻が夫の姓に変えている。仕事ではどうしているのか、日本経済新聞社はクロス・マーケティングに依頼して2月14~15日、全国の20~50代の働く既婚女性1000人にインターネットでアンケート調査した。
 
新姓に切り替えた人が全体の7割を超えた。年代別にみると30代が他の世代に比べて少なく、7割を切った。新姓を使っている理由を聞いたところ(複数回答)、4割近くが「変えたかった」。「自動的に変えた」が続き、「今の職場(会社)に入る前に結婚した」も4人に1人いた。
 
横浜市の薬剤師、裕紀子さん(32)も2月に別の病院に転職したのを機に新姓を使い始めた。昨年10月に結婚し、前の病院では旧姓で続けた。「周囲の人に名字が変わった理由を説明するのが煩わしかった」ためだ。また新姓が浸透するまで自分のことだと認識されず、業務上混乱を招きそうだと考えたのも旧姓を使い続けた理由だ。新しい職場に変わることで、こうした懸念が解消されたため、新姓に切り替えたという。
 
新姓に変えて不便を感じたり困ったりした経験は旧姓を使っている人に比べると少ないものの、「仕事関係者に説明する」ことや「名刺やメールアドレスを変える」ことを挙げた人が多かった。「その他」の中には「自分が慣れない」「色々な名義を変えるのが面倒」などの声があった。
 
「取引先などに新しいメールアドレスを送ったり、名刺を配り直したり、想像以上に苦労はあった」と話すのは、三菱地所の法務・コンプライアンス部で働く梨絵さん(35)。02年に入社し、オフィスビルの開発を担う部に配属された翌年の03年に結婚し、名前を変えた。
 
「まだ仕事を始めたばかりでそれほど影響がないだろうと思った」と振り返る。社内に既婚女性が少なく、相談する相手もいなかったという。煩雑さはあったが、大きなトラブルはなく、「彼女の旧姓を思い出せないほど今の名前が定着している」と同期の男性も話す。しかし人脈も広がりキャリアも積んだ今、もし結婚するなら「旧姓を選択すると思う」(梨絵さん)。
 
入社2年目で結婚し新姓に切り
替えた梨絵さん

 
今回、ためらわずに新姓にした人が多かったのは、回答者の4割が事務職だった上、職種別では公務員(87%)や、経理・財務(78%)、事務(73%)といった内勤系で新姓使用が高率だったことも反映しているとみられる。


旧姓、実績思うと変えづらい
 
アンケートで4人に1人強が旧姓を使っていたが、職種では研究・開発(40%)や販売(39%)、営業(35%)など、個人の実績が重視されたり対外的な仕事が多かったりする分野が高い傾向だった。
 
産業技術総合研究所の上級主任研究員の縁さん(48)は大学院の博士課程を修了し就職した3年後に結婚した。「自分の研究分野も確立し、論文も他の研究者に引用されていたため、仕事上は旧姓のままにしたいと考えた」
 
当時は研究所が通産省の傘下で、パスポートは戸籍名を使う公用旅券。結婚した年に海外の学会に出席する予定があったため、半年ほど入籍せずにいた。子どもがほしいと思い、帰国後に入籍した。現在職場では自分で旧姓を使う範囲を選べ、給与明細や職員証も旧姓だ。現在のパスポートは「新姓(旧姓)」と旧姓を併記。研究所の先輩たちから教わり、海外の学会の招待状や旧姓名の論文を提出して申請した。
 
病院やジムで、また2人の娘の母親としては「新姓」と呼ばれる。「プライベートと切り替えられる便利さもあるが、2つの名前を持つのは煩わしいと言えば煩わしい」
 
旧姓で仕事を続ける研究者の縁さん
 

アンケートでも、旧姓を使っている人の方が不便や困った経験のある人が多く、その4割超が「2つの名前を使い分けるのが面倒」と答えた。仕事で旧姓を使っても、会社の人事書類や給与明細などは新姓という場合も多く、「認識されない」といった混乱もあるようだ。旧姓使用・併記できたらいいと思うものが「ない」とした割合も新姓に比べ20ポイント以上低かった。
 
国家資格などで、登録は戸籍名だが旧姓使用を認めるというケースもある。税理士の本登録の書類を作成中という尊子さん(36)は戸籍名で登録するが、実務では旧姓を使えるよう承認申請書を一緒に提出する予定だ。
 
2005年に税理士試験に合格し、本登録をせず会計事務所で実務経験を積んだ。08年に結婚して戸籍上は姓が変わったが、仕事では旧姓を使用。「セミナーでの講演依頼も増え、より信用力が高まる税理士の看板を掲げられるようにと本登録を考えた」。10年以上築き上げた顧客との関係から旧姓使用を決断。建築士の母が旧姓を使っていたため違和感もなかったという。
 
弁護士も職務上使う氏名を届け出る形。ただ仕事で使う銀行口座の開設時に旧姓使用をなかなか認めない金融機関もあるという。戸籍名しか使えない職場もまだあり、旧姓使用が社会的に浸透したとは言い難いのが現状のようだ。
 
 
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僕も、この日経の女性達の職場の感想と同じ体験をし、結構大変でした。
社内で説明するのはもちろんですが、メアドを変え。。取引先に都度、説明、名刺を渡し。。何よりも、各種公的なものや、金融、免許関係の名義の変更など、結構大変です。

で、ですね。

僕は、結局離婚したため。。

また。。手続きやるの。。って。(苦笑)

ということで、僕は別姓経験者のため、賛成です、ということなんです。

話しは変わりますが、別姓もそうなんですが。。

今だから話せますが、養子に入って、改めて、父が猛反対した意味がよくわかったのです。

姓を改めて養子になる、ということは、元妻側の親類として元妻側の、先祖代々のお墓を守っていくことなのか・・と。

今までは、自分の親類を回っていたことが当たり前だったので、すごく違和感を覚えました。

父に悪かったな。。と、正直、後悔の気持ちも出て来てしまっておりました。

猛反対するわけだよな。。

無知な自分が悪かったのですが、父も、僕に、しっかり佐藤家を継ぐように、教育してくれれば良かったのに。。と思いました。。

改めて、今は佐藤家を継ぐ決心がついております。

別姓の場合、こういう家の先祖の問題はどうするんでしょうね。。




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