≪災害対策、緊急連絡網!≫ [コラム]
東日本大震災の教訓から、現場によっては、緊急連絡網の作成対応をしてくれております。
実際にExcel・Wordなどで作成しているものや、何処かソフト会社のツールサービスなどをWeb上で利用したりするなど、してくれております。
これは、エンドユーザーからの指導、推奨というものではなく、各会社の裁量によって行なわれているものになります。
で、もちろん所属会社は所属会社の裁量で、こういうことを行うものですが、派遣の場合、普段僕ら営業とスタッフさんは一緒にお仕事をしているわけではないこと、及び、皆、バラバラな就業先で勤務している、ということで、別途派遣先毎に、こうした専用のものがあった方が、より実務的で有効です。
ただITの派遣先の場合、元請け企業の規模が大きかったりするので、チーム毎というよりは、部署毎・フロア毎、ないし元請け企業全メンバー毎、ということとなり、緊急連絡網でも、実際の名前と顔がわからない、見たことない、なんてことになっております。
そういう中で、個人の携帯電話やメールアドレスを登録することになるため、個人情報、という観点からみると、どうなんでしょう、ということにはなってしまうのですが。。。
いずれにしても、本当に災害が発生した時に、
確かに、同じ現場で同じ元請け企業の所属として登録し、お互いにどこかで勤務はしているのでしょうけども、会ったこともない、話したこともない人との相互災害緊急連絡対応をする、というのは、不安感があるのは否めないものですよね。
その時になったら、本当にこれで大丈夫??と。。
しかしながら、歓送迎会などの飲み会のようなものだったり、業務上でたまたまお仕事を一緒にやることになった、というようなこと以外は、チーム、部署メンバー以外の人と交わる事はなかなかありません。
また、仮に顔合わせが出来たとしても、お互いにずっとこの現場にいる、というわけはないですし、都度、人は入れ替わったりするものなので、固定メンバーの方との連絡網のやりとりになる、ということでもありません。
ですから、この方法で良いのかなと思っていても、現在のところ、他に何か良い方法は見つかっていないため、顔と名前がわからない連絡網になってしまう。。ということは仕方がない、止むを得ない、ということになっております。
それでも、我々からすれば、外部の人間は登録できないなどの外部扱いをされるのではなく、同じ職場で一緒に仕事している仲間として、安全面の対策をしていただけることは、非常に有難いことです。
ツールなどの場合であれば、その利用料を支払っているわけではありませんからね。。
さらに、災害対策部門のような部署を配備している会社では、各自にデータではありますが、PDFによる緊急災害用ハンドブックを作成し、配ってくれたり、171の伝言ダイヤル、避難方法、防災品などのマニュアルなど、配布してくれます。
取引契約などドライなところもありますが、人材を預かるお仕事をしている者としては、こういう配慮をしてくれるのは、本当に助かりますし、嬉しい限りです。
今日は、ちょっと、こういうお話でした。
コメント 0