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≪大学卒の2割が非正規雇用・・うん?何か悪いですか??≫ [社説]

文科省より、大学生の公務員や正規雇用の就職率が微増になった、という発表がありました。

で、そのうち、派遣やアルバイトのような非正規雇用の安定的でない就業割合が2割であると。。

安定的でない。。

就職しても、安定的でない就職は、失敗組み?のような言われようですね。。

正直、派遣の営業をやっている人間からすれば、あまり嬉しくない公表のされ方です。

国として、こういう統計を集計しなければいけないのでしょうから、これはこれで仕方がありません。

しかし、この発表のされ方だと、就職が決まったことがゴールになってしまっているような感じを受けます。

就職が決まったことは、あくまでもスタートラインに立っただけに過ぎず、本当の戦いはこれからだと言うのに。。

また、公務員や正社員が安定している、という言い方は、個人的には、もうやめた方がいいのではないか、と思っております。

というのも本当の安定というのは、こういうことを言います。

ちょっと話が脱線しますが、例えるならば、香川真司選手のような人を言います。

どういうことか、と言いますと、香川選手はJリーグのセレッソ大阪で、ずっと滞在することも出来ました。しかしそれを選択するのではなく、あえてそこを辞めて飛び出し、海外の厳しい環境に身を置いてプレーすることを選びました。そして、自分を鍛え、レベルをあげ、結果を出したことで、自分から就職活動をしなくても、相手からスカウトされるようになった、のです。

これがどういう意味だかわかりますか?

香川選手は、サッカーチームに安定を求めているのではありません。香川選手本人は、自分自身に対して安定を求めているのです。そうすることで、例えサッカーチームが破綻しようとも、香川選手を欲しがるチームが他にあるため、選手生命が終わるわけではありません。

このことが、本当の意味での安定である、ということを、そろそろ大体的に教えてもいいんではないか、と思います。

このことを会社に置き換えると、会社に安定を求めている人は、日航、NEC、シャープのように、会社が危うくなると、一気に自分の人生も危険にさらされてしまいます。リストラされるかもしれません。

しかし、自分に安定を求めている人は、

会社が潰れても自分でやっていける自信があるため、会社が破綻することを恐れません。しかも他から引きの抜きの話しが来たりしますので、路頭に迷うことがありません。

さらに究極は、
イチロー選手のようになれれば、自分から行きたい時期に行きたい球団に行けるようになる、自分のわがままを聞いてもらってでも、交渉が成立する、ということが出来るようになります。

ですから、最終的に目指すところをしっかり自分自身で持っていれば、入り口のスタートなんて、大した問題ではありません。

最後に笑えるかどうかです。

というのも、僕は、ブログで書いておりますように、現状は、年配の人達の面接を沢山する機会が非常に増えております。

そのほとんどが、高学歴で、大手企業を経験し、早期退職や定年退職、リストラなど、人によって様々な職歴をお持ちされております。

しかし、大手の看板がなくなった時点から、本当の意味で、世の中に対して、自分一人で自分のことを売り込めるスキルがあるか、アピール出来るキャリアがあるのか、ということが浮き彫りになります。そこで、何か特化したものがないと、ただ単に年齢でNG、という選考になってしまいます。

ここまではこれでも良かったんですが、、これからの第二の人生からは、そうはいきません。

統計でいう安定した就職をしたにもかかわらず、です。

で、あれば、

最初だけ統計でいう安定した就職ができた、というのだけで、あとは苦労していくだけの人生よりは、

最初に苦労して、徐々に後半の人生を楽しめた方が良くないですか?



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