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≪改正高齢者雇用安定法の可決について≫ [社説]

65歳までを雇用する改正高齢者雇用安定法が可決されました。

こうなることは、年金支給年齢が繰り上がることでわかったしまった事実です。

また国の都合だけで押し切られてしまいました。。

年金の原資が厳しいから、年金支給年齢を引き上げますよ。ただ、60歳で定年になった人は、5年間もの空白期間が出来てしまうので、それは、会社に雇用させればいい。。という話し。

国はリスクを全く取っておりません。

いつもいうように、会社がこうして下さい、とお願いした話しではなく、国の都合でこうなったわけですから、国もこの期間の雇用手当を出す、などして下さい、という話なんですけどね。。

それはせず、年金の支給年齢延長問題は、これで解決した、みたいな、感じになってしまいますが。。

で、この話しを題材にしましたのは、現在の派遣の選考年齢の対象条件の9割が、MAXでも50歳が年齢制限となってしまっております、という現実があるからです。

これは、どんなにスキルレベルが高くとも、です。

ですから、正社員で会社務めをされている方は、もし可能なのでしたら、65歳までの定年まで働けるのであれば、そうした方が、選択肢としては安全パイ、ということになります。

というのもですね、結構、皆さん、会社勤めをしている時は、あまり、外の現実の状況がわからなかったりされるんですよね。

そのために、例えば、退職金を目当てに、早期希望退職にのったり、第二の人生は、冒険してみたい、自分でやりたかったことに挑戦したい。。など、で、退職されるのですが。。

で、皆さん退職してから、はじめて気付くのです。

こんなに就職が厳しいとは思わなかった。と。自分の十数年やってきた分野であれば、すぐに決まるだろうと。など。。

共通していえる事は、結構、皆さん、悪い意味で安易な感じになってしまっているんです。。

ですから、実際に就職活動をして始めて、年齢でNGにされてしまう現実を知ることになるわけです。そうなると、当初は、それほど就業に力をいれずに、プライベートを充実させて働ければ。。というニュアンスだったのが、逆に、このままでは、まずい、生活費が。。というよに焦りに変わってしまうわけです。

特に子供が受験や大学などでお金がかかる頃ですから、余計に焦ります。50歳からですと、65歳まではまだまだ15年もありますからね・・

なんですが、逆にですよ。

今後、この改正高齢者雇用安定法を機に、企業が、我々のような派遣などの外部人材に対してでも、65歳まではは、企業にとっては長く、重くコストが乗っかってきますから、そのことで、派遣を使ってくれるようになったりすれば、それはそれで世の中の機能としては、うまく回転していくかな、とは思います。

僕らも年齢が50歳以上の方ですと、営業しても全然決めてあげられない、という現実がありますため、このことが良い方向に回るのであれば、これはみんなにとって幸せになることですから、良いなとは思っております。。

しかしながら、そういう期待は出来ないと思っておりますので、考えないことにはしております。

引続き、日本の社会全体の課題であり、我々にとっては非常に不安なところですよね。。

消費税10%になっても到底、年金支給財源を回す余裕はないでしょうから。。

いずれにしましても、現実、シニア層の派遣のお役に立てておりませんので、それが出来ればよいな、ということが言いたくてのお話でした。









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