≪改正労働者派遣法スタート！！≫ してしまいましたね・・・

以前のような派手な報道はありませんでしたが、１０／１より、改正労働者派遣法がスタートしました。

今回も色々改正されておりますが、その中でも、キミが見近でわかりやすい項目が、日雇い派遣の禁止ではないでしょうか。

幸いＩＴは、２６業種以外になるため、直接的な被害はありません。

それ以上に、基本、長期のお仕事のため、日雇いという超短期のお仕事自体がありません。

ただですね。

全く関係ないか、というと、実はそうではありません。

むしろかなりの割合で恩恵を受けていたんです。

どういうことかイメージつきますかね！？

ＩＴの場合、すぐにお仕事が決まる場合もあるのですが、基本的には、そんなに簡単にお仕事がきまる、というものではありません。

それは、ＩＴスキルがマッチングするかどうか、ということがあるからです。

その点で真面目に長い人ですと、１年以上も採用が決まらず、就職活動をしている、という人も、本当に珍しくありません。

こうした長期決戦のため、何もしないで就職活動をする、となると相応の生活費の蓄えが必要になってきます。

ですから、働きながら就職活動をする、ということが必要になってきます。

なんとなく見えて来ましたか？

そこで日雇い。。なんですね？

ちょっと待ってください！

働くならば、日雇いでなくとも、普通にアルバイトやパートをすればいいんじゃないですか？？

って、思いません？

確かにそうですね。。

なんでだろう。。

アルバイトやパートが出来れば一番ベストなんですが、そこで出てくる問題があるんです。

それはですね。

派遣の場合、突然、面談の依頼が入ります。

明日の何時にどこどこで。。って具合に。

そうなると、本当は、アルバイトやパートが終わった時間で面談が出来れば良いのですが、お客様の都合もあり、全部がそういうわけにはいきません。

昼間働いているため、なるべく、１９時くらいからの面談でお願いします、というように告げても、その殆どが、対応不可、で、昼間の面談を逆に依頼されます。

また、場合によっては、連続して今日、明日と面談が入る場合もあります。。

で、基本、派遣先のお客様か指定した日時にお伺いすることが出来なければ、その時点でアウト、ということになってしまいます。。

ですから、アルバイト、パートでも、フル勤務で働いてしまいますと、今度は、面談が出来ない、行けない、という問題がおきます。

そうなると、何のためにアルバイト、パートしているのかがわからなくなってしまい、本末転倒です。。

ハマってしまう人は、このサイクルから一向に抜け出せず、ずっとアルバイト、パート勤務になってしまっている。、という人も少なくありません。

生活があるので仕方がありませんが、そういう意味で、なるべく柔軟なアルバイト、パートに就くことも就職活動の勝利の方程式として必要です。

さらに、

これだけでも大変ですが、場合によっては、せっかく採用が決まったのに、引継ぎ等で、アルバイトを辞めることが出来ず、採用を見送るするしかなくなってしまいます。。なんてことも、本当にあります。

こうなると、もう、アルバイトに縛られてしまい、今度はキミのやりたいことが出来なくなってしまいます。

こういう一連の問題を解決してくれていたのが、そう、日雇い派遣だったわけなんです。

本当、なんなんですかね。。

なんのために、法を強化しているのかわからないですね。

誰、得なんでしょうか。。

こういう現場の声を聞かない法の制定の仕方は、本当にウンザリです。

みなさん、どう思いますか！？

don't you・・

タグ：お仕事 政府 国 社会 法律 企業 労働者 派遣 IT業界 労働法